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【医師監修】切開二重術の流れを徹底解説!カウンセリングからダウンタイムの経過に回答します!

  • ぱっちりとした二重に憧れるけど、切開はやっぱり怖い…
  • 手術のリアルな流れが知りたい。ダウンタイムはどのくらい続くんだろう…?

などなど、理想の二重を叶えるための選択肢として「切開二重術」を考えたとき、とても不安になりますよね。

そこで本記事ではこれまでに8,000件以上の二重施術を執刀してきた私、井上が、切開二重の気になるポイントを一つひとつ丁寧に解説します!

この記事を読めば、こんな悩みが解決します!

  • 切開二重のカウンセリングから完成までの全流れ
  • 腫れや痛みのピークは?ダウンタイムの詳しい経過と過ごし方
  • 切らないプチ整形「埋没二重」の選択肢も!

ちなみに、二重整形にはメスを使わない「埋没法」という選択肢もあります。詳しくはこちらの記事をご覧ください!

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二重になりたいけど、手術はちょっと怖い…そんな方に選ばれることが多い切らない二重整形「埋没法(まいぼつほう)」。 でも、"切らない二重整形"って実際どんな仕組みなの?痛みや腫れはどのくらい?費用は?と不安・疑問もたくさんあると思います。 そこで本記事では、二重埋没法を初めて検討するあなたが知りた

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井上礎馬(PEGASUS CLINIC院長)

内科・泌尿器科と初期研修を含め勤務し、自ら美容診療を学ぶ。 その後業界最大手クリニックで7年間院長を務め、美容皮膚科・外科診療についても学んだ後、PEGASUS CLINICを開院。 「日本美容外科学会」「日本内科学会」「日本美容外科学会正会員」など全7つの所属学会認定医。

01まずは「切開二重の流れ」を知ろう!

まずは切開二重術の流れを手術前のカウンセリングから術後の経過まで4つのステップに分けて解説します。

カウンセリングとデザインの実施

切開二重を行う前には、まず必ずカウンセリングを行います。ここでお客様と医師との間で「どこまで理想の仕上がりを共有できるか」を共有していきます。

どんな目元になりたいかという理想のデザインを、時間をかけて丁寧にカウンセリングしていきます。

「もう少し幅を広く」「目尻を少し広げたい」といった細かな要望も聞きつつ、あなたに似合う最適なデザインを一緒に見つけていきます。

【院長コラム】切開二重は「事前のカウンセリング」が最も大切!

二重整形に限った話ではありませんが、美容整形というのは看護師(スタッフ)だけでなく、医師とのカウンセリングが最も重要と言われています。

というのも、あなたが「切りたい」と思ったラインと、あなたの理想を叶えるために切るべきラインというのは異なります。

スタッフのカウンセリングももちろん大切ですが、そこで聞いた要望を踏まえて、あなたの理想を叶えるためには「本当にそのラインを切るべきか?」を判断する必要があります。それを執刀医とのカウンセリングで最終判断していきます。

そのためスタッフとの相談だけでなく、実際にデザインする医師と入念なすり合わせを行うことが大切なのです。

手術当日

手術当日の流れは以下の通りです。

①:最終デザインの確認

カウンセリングで決定した二重ラインを、手術前にもう一度確認します。

②:マーキング

まぶたを消毒し、切開するラインや二重のラインを皮膚にマーキングします。

③:手術 (約60分)

まず点眼麻酔を行い、その後、極細の針を使ってまぶたに局所麻酔をします。 麻酔が効いていることを確認してから、手術を開始します。

マーキングしたラインに沿って皮膚を切開し、必要に応じて余分な脂肪や皮膚を取り除いた後、まぶたの組織と皮膚を丁寧に縫い合わせ、二重のラインを形成します。

④:クーリング

術後は腫れを抑えるためにまぶたを15〜20分ほど冷やします。痛み止めや抗生剤などのお薬をお渡しした後はご帰宅いただけます。

02「ダウンタイムの詳しい経過」について

ここからは術後〜完成までの傷口が回復するまでの期間(ダウンタイム)の症状・経過を解説します!

もちろん個人差はありますが、一般的な目安は以下の通りです。

期間 主な症状 過ごし方のポイント
手術直後〜3日目 腫れ、痛み、内出血のピーク とにかく冷やす。安静にして頭を高くして寝る。
4日目〜1週間目 大きな腫れが引き始める 抜糸(通常5〜7日目)のために通院。医師による経過観察を受ける。
2週目〜1ヶ月目 腫れが引き、完成形に近づく 入浴やコンタクト、アイメイクが可能に。ほぼ通常の生活に戻る。
3ヶ月〜6ヶ月目 ほぼ完成 傷跡も白く細い線になり、ほとんど目立たなくなる。

最初は腫れや内出血などで症状が重く感じるかもしれませんが、数週間で気にならなくなることがほとんどで抜糸後はほぼ通常の生活を送ることができます。

とはいえ、二重が完全に定着するまでは約6か月ほどかかります。まだ不安定なうちはあくまでも傷口として優しく扱いましょう。

【院長コラム】ダウンタイムは“医師の腕”でも左右する!

「ダウンタイムは医師の技術で変わるの?」とよくご質問いただくことがありますが、結論“変わるもの”です。

そもそもダウンタイムというのは、手術によって受けたダメージを体が直そうとする炎症反応のことで、この体を治そうとする反応の強さは、手術中にどれだけ組織へのダメージを少なくし、出血を抑えられたか、にかかっています。つまり、

  • 手術中の出血が少ない
  • 組織へのダメージが少ない
  • 縫い合わせ(縫合)が丁寧

上記ができるだけ少ないほど、術後の腫れや内出血は少なく済み、ダウンタイムは短くなるのです。

切開する施術ほど「信頼できる・実績のあるクリニックに依頼しましょう」と言われるのはこのためです。

03二重切開のダウンタイムのよくある質問

ここからは二重切開に関して、特によくいただくご質問にお答えします。日常生活に関わるリアルな疑問ばかりですので、ぜひご自身の状況と照らし合わせながら読み進めてみてください。

Q. 埋没法をした後でも切開二重はできますか?

A. はい、可能です。

埋没法の糸は、手術の際に取り除くことも、そのままにしておくこともできます。どちらが良いかは、現在のまぶたの状態で判断しますので、カウンセリング時にご相談ください。

Q. 仕事や学校は、いつから復帰できますか?

A. 最低でも抜糸までの5〜7日間、可能であれば10日〜2週間のお休みがあると安心です。

職種にもよりますが、一般的な目安は以下の通りです。

デスクワーク・在宅勤務の方

メガネでカモフラージュすれば、抜糸後(術後1週間程度)から復帰される方もいらっしゃいます。

接客業など人と会うお仕事の方

内出血や腫れがメイクで隠せるようになるまで、10日〜2週間程度みておくと、周囲の目を気にせず安心して復帰できます。

学生の方も、夏休みなどの長期休暇を利用して手術を受けられるケースがほとんどです。

Q. メイクやコンタクトレンズはいつからOK?

A. アイメイクは抜糸の2〜3日後から、コンタクトレンズは抜糸後から可能です。

抜糸は通常、術後1週間前後で行います。傷口にメイクの成分や雑菌が入るのを防ぐため、抜糸が終わるまではアイシャドウやアイライナーの使用はお控えください。

なお、目元以外のファンデーションやリップメイクは、手術の翌日から可能です。コンタクトレンズも、抜糸後に医師が傷の状態を確認し、問題がなければ装用を再開できます。それまではメガネをご使用ください。

Q. 左右差が気になります…失敗でしょうか?

A. ダウンタイム中の左右差は、ほとんどの場合、失敗ではありません。

手術直後は、麻酔の効き方や内出血の出方によって、左右で腫れ具合が異なるのが普通です。片目だけ腫れが強く見えたり、二重の幅が違って見えたりしても、焦る必要はありません。

通常、腫れが引き、完成に近づく3〜6ヶ月の経過で、左右差はほとんど気にならなくなっていきます。まずは焦らず、安静に過ごしながら様子を見てください。

04傷跡が怖いなら“埋没”の選択肢も!

切開法はしっかりとした二重ラインを形成でき、半永久的な効果が期待できますが、その反面「傷跡が残らないか不安」という方も実際多くいらっしゃいます。

手術跡は時間とともに目立ちにくくなるとはいえ、体質や回復の仕方によっては赤みや硬さが長く残る場合もあり、特に初めて二重整形を検討する方にはハードルが高く感じられるでしょう。

そんな時に当クリニックでも推奨しているのが「埋没法」です。

埋没法:糸で“留める”切らないプチ整形

埋没法はメスを使わず糸でまぶたを留める方法のため、切開に比べてダウンタイムは短く、術後の腫れや傷跡の心配も少ないです。

また「まずは自然に二重のイメージを試してみたい!」という方にとっても負担が軽い選択肢です。

もちろん糸が取れるリスクはありますが、必要に応じてやり直せるメリットなどもありますので、切開に踏み切れず迷っている方は、まず埋没で仕上がりや生活への影響を体験し、自分に合ったかたちを見極めるのも安心です!

05“切開だけ”が二重手術じゃない!
私生活にあわせて負担の少ない施術を選びましょう!

本記事では切開二重の施術の流れからダウンタイム、そして手術前に知っておくべきポイントまで詳しく解説してきました。

また最後にお話したように、二重ラインをつくる方法はメスを入れる切開方法だけでなく、まずは切らずに二重ラインをつくる「埋没法」も存在します。

PEGASUS CLINICではこの埋没二重の際に、医療現場でも採用されている縫合糸「アスフレックス」を標準採用しています。

私は美容業界に入る以前にさまざまな医療科に従事してきましたので、お客様が心から「可愛くなりたい・美しくなりたい」と思うのであれば、アスフレックスなどの高級糸をオプションで取るのではなく、むしろ“標準化”するのが当たり前だと考えています。

この辺りの想いはこちらの記事にまとめましたので、ぜひあわせてご覧いただければと思います!

あわせて読みたい
取れない埋没は“縫合糸”で決まる!アスフレックス糸のメリットや医師の評判を解説

二重埋没法を検討するとき、「どのクリニックで、どの術式を選ぶか」に意識が向きがちですが、実は「どんな糸を使うか」が、仕上がりの美しさや持続性に大きく影響することをご存じでしょうか。 特に最近、「アスフレックス」という特別な糸の名前を耳にし、その効果や価値について気になっている方もいらっしゃるかもし

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井上礎馬(PEGASUS CLINIC院長)

内科・泌尿器科と初期研修を含め勤務し、自ら美容診療を学ぶ。 その後業界最大手クリニックで7年間院長を務め、美容皮膚科・外科診療についても学んだ後、PEGASUS CLINICを開院。 「日本美容外科学会」「日本内科学会」「日本美容外科学会正会員」など全7つの所属学会認定医。

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診療科目 美容外科 / 美容皮膚科
休診日 不定休
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