
動く表情、止まる毛穴。マイクロボトックスで素肌に自信を
✅マイクロボトックスとは? マイクロボトックスとは、従来のボトックス治療とは異なり、非常に薄めたボツリヌストキシンを皮膚の浅い層に少量ずつ注入する美容医療の施術です。この方法により、筋肉の動きを強く抑えるのではなく、皮膚のキメやハリ、小じわ、毛穴の開き、皮脂の分泌などの改善を目的とします。 ✅ボトックスとマイクロボトックスの違い 通常のボトックスは表情を動かした際にできる表情ジワを抑制して、シワの予防をする施術として知られています。これは筋肉へボトックスを注入することのより、筋肉の動きを抑制することを利用した施術です。一方、マイクロボトックスは筋肉ではなく皮膚の浅い層へ注入することにより、筋肉ではない部分へのアプローチを行っています。そのため、表情を自然に動かしたまま毛穴縮小や皮脂抑制効果が見込めます。 📌ボトックス適応部位と効果 ◎額・眉間・目尻・目の下・鼻根・バニーライン・顎等➜シワの抑制作用 ◎多汗症施術・脇・手のひら・頭部・乳輪・足裏・スソ・背中等➜汗の抑制作用 ◎脂性肌・過剰な皮脂分泌の軽減➜皮脂の抑制作用 ◎小鼻➜小鼻の縮小作用 ◎小顔・エラ・痩身・上腕・大腿・下腿・肩・肩こり➜筋肉の縮小作用 ◎頸部・口角・中顔面・ボトックスリフト➜シワ、引き締め、たるみの改善 このように打つ部位によって効果や目的が異なってきます。 ✨マイクロボトックスのメリット 1.自然な表情のまま若返り効果 従来のボトックスは筋肉の動きを抑えるため「不自然な表情」になることもありましたが、マイクロボトックスは表情筋の深い部分ではなく、浅い層に注入するため、自然な表情を保ちながら肌の印象が若々しくなります。 2.毛穴引き締め・肌のハリ感アップ 微細な注入で皮膚表面が滑らかになり、毛穴が目立たなくなります。ツヤと透明感のある肌に整える効果も期待できます。 3.皮脂分泌の抑制 脂性肌やTゾーンのテカリを改善するのに効果的です。ニキビができにくくなる副次的なメリットもあります。 4.ダウンタイムが少ない 脂性肌やTゾーンのテカリを改善するのに効果的です。ニキビができにくくなる副次的なメリットもあります。 5.施術後の満足度が高い 「肌質が変わった」「鏡を見るのが楽しくなった」など、多くの人が効果を実感しやすいとされています。 ⚠️マイクロボトックスのデメリット 1.効果の持続期間が短め 通常のボトックスよりも薄めた薬剤を使用するため、効果は約2〜3ヶ月と短めです。継続的に施術することで効果を維持する必要があります。 2.複数回の施術が必要になることも 肌質改善を目的とした場合、1回で劇的な変化は出にくく、数回の施術が推奨されることがあります。 3.費用が高めになることも 顔全体など広範囲に施術を行うことが多いため、通常のボトックスより高額になる場合もあります。 4.施術者の技術によって効果が異なる 皮膚の浅い層に細かく注射するため、医師の技術が重要です。経験が浅いと、効果が薄い、あるいは内出血や腫れが出やすくなります。 5.まれに副作用が出ることも 軽い赤み、内出血、かゆみ、違和感などが一時的に現れることがあります。稀にアレルギー反応が出るケースも。 ⚠️表情が固まるリスクについて 通常のボトックスは表情筋に深く作用し、「笑えない」「まばたきしにくい」といった副作用が出ることがありますが、マイクロボトックスは皮膚の浅い層に注入するため、筋肉の動きを大きく制限することはありません。効果の目的も「シワを止める」よりも「肌質改善」に重点が置かれているため、自然な表情が保たれるのが特徴です。ですが、薬剤量が多すぎた場合や、注入する場所を誤った場合には、表情に違和感が出ることも。特に目元や口元など、表情筋が活発に動く部位に対して過剰に注入すると、不自然さが出る可能性はゼロではありません。 マイクロボトックスは両頬など広範囲で皮脂や毛穴が気になる部位や、額への筋肉ボトックスで重たく感じてしまった方が額へマイクロボトックスを打つこともあります。表情が固まってしまうリスクを少しでも下げたい方はマイクロボトックスがおすすめかもしれませんね。ですが、マイクロボトックスも100%表情が変わらないと断言は難しいものとなります。目の下の際へ打つことにより、涙袋が小さくなったように感じたり、口周りに打つことによって、笑顔の変化を感じてしまうケースもありますので施術前にしっかりと医師に相談することを心がけましょう。