額ボトックス?マイクロボトックス?表情が自然なままシワが抑制できるのは!?
「額ボトックスを打ったら、目が重くなった」そんな体験談を見て、治療をためらっていませんか? 額ボトックス後の「目が重い」「開きづらい」といった症状は、決して珍しいものではありません。 これは前頭筋の働きと目の開きが密接に関係しているために起こる現象であり、事前の診察と注入設計によって予防が可能です。 額ボトックスは正しく行えば、自然な若々しさを引き出す非常に優れた施術ですが、注入位置や量を誤ると、目元の印象に影響が出ることがあります。 この美容コラムでは、なぜそのような現象が起こるのか、そして“重くならない額ボトックス”を実現するために重要なポイントを詳しく解説していきます。 🧬額のシワが寄ってしまう原因は? 額のシワが寄る原因はひとつではなく、複数の要因が重なって起きている可能性が非常に高いです。その原因は主に5つに分類されます。「前頭筋の動き」・「目を開ける代償動作」・「皮膚のハリや弾力の低下」・「紫外線や乾燥によるダメージ」・「骨格や眉位置、皮膚の厚み」と言えます。1つひとつ細かく解説していきましょう。 01.前頭筋の動き【最も大きな原因】 額のシワは前頭筋が収縮することで皮膚が折れ曲がって生じます。 ・目を見開く ・驚く、または考える ・無意識に眉を上げる癖がある これらの動きを繰り返すことで【動きジワ】→【定着ジワ】へと変化していきます。 02.目を開ける代償動作【眼瞼下垂傾向】 まぶたの開きが弱い方は、額の筋肉で目を開けようとする癖がつきやすくなります。 ・軽度の眼瞼下垂 ・夕方になると目が開きにくい ・眠たそうに見られやすい このような場合、【額を常に使う】【シワが深く刻まれやすい】という悪循環が起こります。 03.皮膚のハリ・弾力の低下【加齢変化】 年齢とともに ・コラーゲン ・エラスチン が減少すると皮膚は元に戻る力を失います。 その結果・・・ 【若い頃】→動かすと出るが、止めると消える 【加齢後】→動かさなくても残る いわゆる【刻まれジワ】に移行します。 04.紫外線・乾燥ダメージ 額は紫外線を最も受けやすい部位のひとつです。 【紫外線】→真皮ダメージ 【乾燥】→小じわが増える これに表情の動きが加わると細かいシワが集合して「寄って見える」状態になります。 05.骨格・眉位置、皮膚の厚み ・眉位置が低い ・眼窩上縁がはっきりしている ・額の皮膚が薄い こうした解剖学的特徴により、同じ表情でも「シワの出やすい人」と「シワの出にくい人」がいます。 シワのタイプ 主な原因 表情時だけ出る 前頭筋の動き 常にうっすらある 弾力低下・紫外線 深く刻まれている 長年の表情+加齢 眉上に集中 目を開ける代償動作 💉ボトックスの効果は? ボトックスとはボツリヌストキシンというたんぱく質の一種で筋肉へ注入することによって筋肉の動きを抑制することを利用し、表情ジワを抑制します。その他にも皮膚へ打つことによって毛穴縮小や皮脂抑制、汗の抑制効果も期待できます。 💎額へのボトックス効果 額のシワの原因となる前頭筋に作用するように注入することで筋肉と神経の連携を一時的に弱めます。前頭筋に効かせることによって、【筋肉の過剰な収縮を抑える】【シワを作る動きを穏やかにする】という作用が起こります。 ・額の横ジワが目立ちにくくなる ・額の皮膚がな「額ボトックスを打ったら、目が重くなった」そんな体験談を見て、治療をためらっていませんか? 額ボトックス後の「目が重い」「開きづらい」といった症状は、決して珍しいものではありません。 これは前頭筋の働きと目の開きが密接に関係しているために起こる現象であり、事前の診察と注入設計によって予防が可能です。 額ボトックスは正しく行えば、自然な若々しさを引き出す非常に優れた施術ですが、注入位置や量を誤ると、目元の印象に影響が出ることがあります。 この美容コラムでは、なぜそのような現象が起こるのか、そして“重くならない額ボトックス”を実現するために重要なポイントを詳しく解説していきます。 🧬額ボトックスでなぜ目が重たくなるのか? 額ボトックス注射での副作用としてよく上げられるのが ・眉が下がる ・目が重たく感じる ・表情が硬く見える ・目が小さくなった(二重幅が狭く見える) という内容です。これは前頭筋に効きすぎたことが原因と言えます。 ※前頭筋に効きすぎたことだけが原因ではなく、元々の目の開きが弱すぎるということもあります。いわゆる眼瞼下垂傾向である方についてはボトックスの打つ位置や量を調整したとしても目の開きが弱いために「目が重たい」「目が小さくなった」などの症状が出てしまうことがあります。眼瞼下垂傾向のお客様へは筋肉へ打つ額ボトックスではなく、皮膚へ打つマイクロボトックスをおすすめしております。 📸額ボトックス注射(筋肉)症例写真 ✅マイクロボトックスとは? マイクロボトックスとは、従来のボトックス治療とは異なり、非常に薄めたボツリヌストキシンを皮膚の浅い層に少量ずつ注入する美容医療の施術です。この方法により、筋肉の動きを強く抑えるのではなく、皮膚のキメやハリ、小じわ、毛穴の開き、皮脂の分泌などの改善を目的とします。 ✅ボトックスとマイクロボトックスの違い 通常のボトックスは表情を動かした際にできる表情ジワを抑制して、シワの予防をする施術として知られています。これは筋肉へボトックスを注入することのより、筋肉の動きを抑制することを利用した施術です。一方、マイクロボトックスは筋肉ではなく皮膚の浅い層へ注入することにより、筋肉ではない部分へのアプローチを行っています。そのため、表情を自然に動かしたまま毛穴縮小や皮脂抑制効果が見込めます。 ✨マイクロボトックスのメリット 1.自然な表情のまま若返り効果 従来のボトックスは筋肉の動きを抑えるため「不自然な表情」になることもありましたが、マイクロボトックスは表情筋の深い部分ではなく、浅い層に注入するため、自然な表情を保ちながら肌の印象が若々しくなります。 2.毛穴引き締め・肌のハリ感アップ 微細な注入で皮膚表面が滑らかになり、毛穴が目立たなくなります。ツヤと透明感のある肌に整える効果も期待できます。 3.皮脂分泌の抑制 脂性肌やTゾーンのテカリを改善するのに効果的です。ニキビができにくくなる副次的なメリットもあります。 4.ダウンタイムが少ない 脂性肌やTゾーンのテカリを改善するのに効果的です。ニキビができにくくなる副次的なメリットもあります。 5.施術後の満足度が高い 「肌質が変わった」「鏡を見るのが楽しくなった」など、多くの人が効果を実感しやすいとされています。 ⚠️マイクロボトックスのデメリット 1.効果の持続期間が短め 通常のボトックスよりも薄めた薬剤を使用するため、効果は約2〜3ヶ月と短めです。継続的に施術することで効果を維持する必要があります。 2.複数回の施術が必要になることも 肌質改善を目的とした場合、1回で劇的な変化は出にくく、数回の施術が推奨されることがあります。 3.費用が高めになることも 顔全体など広範囲に施術を行うことが多いため、通常のボトックスより高額になる場合もあります。 4.施術者の技術によって効果が異なる 皮膚の浅い層に細かく注射するため、医師の技術が重要です。経験が浅いと、効果が薄い、あるいは内出血や腫れが出やすくなります。 5.まれに副作用が出ることも 軽い赤み、内出血、かゆみ、違和感などが一時的に現れることがあります。稀にアレルギー反応が出るケースも。 ⚠️表情が固まるリスクについて 通常のボトックスは表情筋に深く作用し、「笑えない」「まばたきしにくい」といった副作用が出ることがありますが、マイクロボトックスは皮膚の浅い層に注入するため、筋肉の動きを大きく制限することはあまりありません。効果の目的も「シワを止める」よりも「肌質改善」に重点が置かれているため、自然な表情が保たれるのが特徴です。ですが、薬剤量が多すぎた場合や、注入する場所を誤った場合には、表情に違和感が出ることも。特に目元や口元など、表情筋が活発に動く部位に対して過剰に注入すると、不自然さが出る可能性はゼロではありません。 マイクロボトックスは両頬など広範囲で皮脂や毛穴が気になる部位や、額への筋肉ボトックスで重たく感じてしまった方が額へマイクロボトックスを打つこともあります。表情が固まってしまうリスクを少しでも下げたい方はマイクロボトックスがおすすめかもしれませんね。ですが、マイクロボトックスも100%表情が変わらないと断言は難しいものとなります。目の下の際へ打つことにより、涙袋が小さくなったように感じたり、口周りに打つことによって、笑顔の変化を感じてしまうケースもありますので施術前にしっかりと医師に相談することを心がけましょう。 📌ボトックス適応部位と効果 ◎額・眉間・目尻・目の下・鼻根・バニーライン・顎等➜シワの抑制作用 ◎多汗症施術・脇・手のひら・頭部・乳輪・足裏・スソ・背中等➜汗の抑制作用 ◎脂性肌・過剰な皮脂分泌の軽減➜皮脂の抑制作用 ◎小鼻➜小鼻の縮小作用 ◎小顔・エラ・痩身・上腕・大腿・下腿・肩・肩こり➜筋肉の縮小作用 ◎頸部・口角・中顔面・ボトックスリフト➜シワ、引き締め、たるみの改善 このように打つ部位によって効果や目的が異なってきます。 💡マイクロボトックスでも重たく感じてしまったらどうすればいい!? マイクロボトックスでも「思っていたよりも目が重たい」「開けにくい感じがする」ことはまれに起こります。その原因も1つではなく、いくつか考えられます。 01.浅層でも薬剤が前頭筋へ拡散した 額は皮膚が薄く、層の差が小さい部位なので量が多かったり、打つ間隔が狭いと浅層でも一部が前頭筋に届くことがあります。 02.もともと前頭筋依存が強い(眼瞼下垂傾向) 目を開ける際に額の筋肉に頼っているタイプの方は軽い筋力低下でも「重い」と自覚しやすくなってしまいます。 03.下方(眉寄り)に効いてしまった マイクロボトックスでも眉に近い部分は影響が出やすいです。 04.「シワを消したい」欲張り設計に 浅層だけで深い表情ジワまで抑えようとすると結果的に効かせすぎになります。 ※もし重たく感じてしまったらどうしたらいい??? 01.温める ボトックスは熱に弱い物質となります。温めることによって効果を弱くすることが多少可能です。 02.オビソートを打つ ボトックス注射で筋肉に効きすぎたり、不自然になった場合にその効果を修正、緩和するために打つ注射です。オビソート(アセチルコリン塩化物)はボトックスとは逆の作用で筋肉の動きを回復させ眉毛が下がったり、まぶたが開けにくくなったりする副作用を軽減する効果が見込めます。 💎マイクロボトックスでも重たく感じてしまう方はにはオルチャン注射がおすすめです! 🧬オルチャン注射とは? リジュランiとボトックスを組み合わせた肌育注射です。リジュランiの主成分はPN(ポリヌクレオチド)で線維芽細胞を活性化しコラーゲンやエラスチンの産生促進を行い、組織修復や抗炎症作用も見込めます。肌質そのものを底上げすることでお肌のハリツヤを良くし、小じわの改善が見込めます!ボトックスを一緒に浅層へ注入することで毛穴縮小や皮脂抑制効果が見込めます。よって化粧ノリが良くなったり、メイク崩れ防止にも繋がりペガサスクリニックではリピーター様が続出しています! 額ボトックスとマイクロボトックス額の違いは打つ層の違いがメインとなります。オルチャン注射はマイクロボトックス額と同様で皮膚の浅層へ注入していきます。違いとしてはボトックスの注入単位の違いです。マイクロボトックスのほうがボトックスのみを注入している分、量が多くなります。オルチャン注射はリジュランiが1本+ボトックスとなりますのでボトックスの量はマイクロボトックスの約半分程度となります。よって、マイクロボトックス額でも重たく感じてしまった方はさらに量を減らし、オルチャン注射で試していただくのが良いかと思います。ボトックスの量は減りますがその分、リジュランiが注入されますのでハリツヤ、小じわへのアプローチが可能となります。 💉額ボトックス・マイクロボトックス額・オルチャン注射 額の比較表 項目 額オルチャン注射 マイクロボトックス額 額ボトックス 主目的 肌質改善 小じわハリツヤ 表情ジワ抑制 即効性 ○1~2週間後 ○1~2週間後 ◎3~7日後 自然さ 非常に高い 設計次第 設計次第 💎額へのヒアルロン酸注入 額へのボトックスやマイクロボトックス、オルチャン注射についての違いを説明してきましたがボトックス自体に不安のある方や定期的なメンテナンスが難しい方にはヒアルロン酸注入をおすすめすることもあります。 ヒアルロン酸とは? 私たちの体の中にある物質の一ひとつで外部からヒアルロン酸を注入することで自己のヒアルロン酸を融合して皮膚にふくらみを持たせる施術です。輪郭形成やボリュームアップを目的としてシワを薄くするということも可能です。ボトックスと大きく異なるのは施術直後から効果実感をしていただけるということです。額やこめかみは加齢とともに骨萎縮が起こりボリュームが減ることによって凹んだように見えやすくなります。表面の皮膚が余るようになると小じわや深いしわが刻まれるようになり、悩まれている方が大変多くいらっしゃいます。ヒアルロン酸を注することによってボリュームアップするので輪郭が整い、しわが寄りにくくなります。ボトックスに比べてヒアルロン酸の方が持続力が長いのでメンテナンスの回数も少なくて済むのも嬉しいですよね! 額のシワは、単に年齢だけが原因ではなく、表情筋の使い方、目の開きのクセ、皮膚のハリ低下などが複雑に関係して生じます。そのため治療も、「シワを消す」ことだけを目的にすると、不自然さや目の重さといった思わぬ変化につながることがあります。額ボトックスは、シワを作る動きを穏やかにする優れた治療であり、マイクロボトックスやヒアルロン酸は、肌質や土台を整える有効な選択肢です。大切なのは、どの治療が優れているかではなく、その方のシワのタイプや目元の状態に合わせて、適切に組み合わせることです。 自然で若々しい額をつくるためには、「止めすぎない」「入れすぎない」「変えすぎない」という設計が欠かせません。正しい診察と丁寧なデザインによって、額の印象は無理なく、確実に整えることができます。額のシワが気になり始めたときこそ、自分に合った治療を知ることが、後悔しない第一歩です。