医療脱毛のは全部同じではない!?熱破壊式や蓄熱式、毛周期などさまざまな要因が組み合わさって高い効果を実感できます‼医療脱毛理解を深めた上で自分に合った脱毛を選択しよう‼
「医療脱毛」と「エステ脱毛」って何が違うの!?『何回くらい通えばツルツルになるの?』「熱破壊式」と「蓄熱式」はどっちがいいの?など医療脱毛にはさまざまな疑問があるかと思います。インターネットやSNSには多くの情報がありますが、その中には古い情報や誤解を招くような情報も少なくありません。そのため「結局、自分にはどの脱毛方法があっているのかわからない」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。この記事では美容クリニックの井上礎馬医師監修のもと、医療脱毛の仕組みやエステ脱毛との違い、毛周期、レーザーの種類、などを、初めて脱毛を受ける方にもわかりやすいように解説します‼医療脱毛を検討している方はもちろん、現在通院中の方にも役立つ内容となっていますので、ぜひ最後までご覧くださいね‼ 医療脱毛とは 医療機関において、医師の管理下で医療用レーザーを用いて毛を作る組織(毛母細胞・毛包・毛乳頭・バルジ領域など)に熱エネルギーを与えて減毛することを目的として行う医療行為です。 医療脱毛とエステ脱毛の違い 医療脱毛 エステ脱毛 ニードル脱毛 施術場所 医療機関 エステサロン 医療機関 使用機器 医療用レーザー 光脱毛(IPL) 絶縁針・電気脱毛機 出力・仕組み 高出力・レーザーで毛のメラニンに熱を加える 低出力・光で一時的に抑毛 毛穴に針を挿入し電気で毛を作る組織を処理 白髪への対応 ×効果は期待できない ×効果は期待できない ○毛の色に関係なく施術可能 目的 長期的な減毛 一時的な抑毛 長期的な減毛 施術者 医師または医師の指示を受けた看護師 エステティシャン 医師または医師の指示を受けた看護師 痛み 中等度(部位による毛が濃い部分は強い) 比較的少ない 強め 施術時間 広範囲でも短時間で施術可能 広範囲でも短時間で施術可能 1本ずつ処理するため時間がかかる 万が一の対応 医師が診察・処方可能 医療行為はできない 医師が診察・処方可能 通院回数 6~12回前後 20回以上 6~12回前後 医療脱毛の定義 医療脱毛は減毛を目的に行われ、脱毛が完了した毛は生えてこないことを目的とされています。よく『永久脱毛』ではないのか?と質問されることがあります。『永久脱毛』という言葉は使用できますが『永久的に生えてこない』という立証がされていないことから医療広告ガイドラインとしても誤解を与えるような表現は良しとされていないのが現状です。立証されていない理由は医療脱毛歴史にあります。 医療脱毛の歴史 【1960年代~】→レーザーが医療分野で使われ始める。当時は現在のような安全で効果的な脱毛はまだ実現していません。 【1980年代後半~1990年代前半】→レーザー脱毛の研究が本格化。「毛だけを選択的に加熱する」という技術が発展し、安全性と効果が大きく向上。 【1995~1996年代】→現在の医療レーザー脱毛の原型となる治療が商業化され、一般のクリニックでも受けられるように 【1997年】→アメリカで医療脱毛レーザーが承認され、世界的に普及が進み始めます 【2000年代以降】→ダイオードレーザー・アレキサンドライトレーザー・ヤグレーザーなどが次々と開発され、肌質や毛質に合わせた治療が可能に つまり、安全なレーザー脱毛自体ができ始めたのが約30年前で医療脱毛が出来たのが約20年前ということになります。 20~30年前と今では何が違う? 昔の脱毛は ・痛みが強い ・照射速度が遅い ・全員同じ設定 ・色黒肌には照射できない ・やけどのリスクが比較的高い 今の脱毛は ・強力な冷却機能 ・高速照射 ・複数の波長 ・肌質・毛質に合わせた設定 などが進化し、安全性・快適性・施術効率が大きく向上します。 医療脱毛と認められた機器は約20年前から存在しています。つまり、医療脱毛を受けた人の毛が本当に生えてこないのかはまだ約20年程度しか立証されていないということになります。ですが、エステ脱毛や医療脱毛では出力のパワーが大きく異なるため、効果実感にも差が出るのも事実であり、毛周期に合わせて複数回施術をすることで長期的な減毛効果が期待でき、自己処理の負担を大きく軽減できます。今の時代では男女ともに脱毛に大きな関心を持っていることは間違いありません。清潔感を整える手段として脱毛を考えているのであれば医療脱毛をおすすめします。 毛の毛周期 毛には毛周期(ヘアサイクル)が存在し、この毛周期は医療脱毛の効果を理解するうえでとても重要です。毛は一生伸び続けるわけではなく、成長期・退行期・休止期を何度も繰り返しています。結論、脱毛のレーザーに反応するのは『成長期』の毛のみとなります。なので、退行期や休止期の毛に脱毛のレーザーを何回当てても意味がありません。 01.成長期🌱 毛がどんどん伸びている時期です。 ・毛根が毛乳頭から栄養を受けている ・メラニン色素が豊富 ・レーザーが最も反応しやすい 02.退行期🍂 毛の成長が止まる時期です。 ・毛乳頭とのつながりが弱くなる ・メラニンが減少する ・レーザーが反応しにくい 03.休止期🌙 毛が抜け落ち、新しい毛は生える準備をしている時期です。 ・毛が毛根から離れている ・毛がない毛穴も多い ・レーザーを照射しても十分な効果が期待できない その後、新しい毛が生え始めると再び『成長期』に入ります。 なぜ1回では終わらないのか? ここが1番大切なポイントです‼今、見えている毛がすべて『成長期』ではありません。 (例)体毛100本あったとしても 【成長期】約20本 【退行期・休止期】約80本 という状態です。つまり、1回の施術で効果が期待できるのは約20%程度ということです。残りの毛は数週間~数か月後に成長期へ移行するため、タイミングをずらして複数回照射する必要があります。 一般的には顔や首は毛周期のサイクルが短く1~2か月程度、その他のボディは2~3か月程度と言われています。なので、顔や首は1か月ごとの通院間隔、ボディは2か月ごとの通院間隔を推奨している医療機関がほとんどです。早く脱毛の照射をすれば早く脱毛が完了するというわけではないということです。 濃い毛と薄い毛どちらが早く脱毛完了する? わきやVIO、男性のヒゲなど毛が濃い部分と手足や腹部などの毛の薄い部分ではどちらのほうが脱毛を完了するスピードが速いのでしょうか?と質問されることが良くあります。結論、効果実感として早いのは濃い毛のほうが早く感じます。理由は元々の毛が濃いので薄くなるのが早く『自己処理が楽になった』と感じやすいためです。 なぜ濃い毛の方が早く薄くなったと感じるのか? 医療脱毛のレーザーは毛のメラニン=黒い色素に反応します。そのため、『太くて濃い毛』のほうがメラニンが多く、レーザーに反応しやすく、『細くて薄い毛』にはメラニンが少なく、レーザーが反応しにくいという違いがあります。濃い毛の場合は、VIOやわき、男性のヒゲなどとなり、1~3回程度でも毛が抜け落ちた感覚がわかるので毛量が減ったと実感する方もいます。ただし、毛量が多い部位は、毛が明らかに少なくなったという効果実感はわかりやすいですが、ツルツルになるまでに回数が必要となります。逆に薄い毛の場合は、毛が細く色素が少ないため、1本あたりの反応が弱く「あと少し」が長く感じられることがあります。 毛の深さ 濃い毛と薄い毛では、濃い毛のほうが毛根が深い傾向があります。ただし、『濃い毛=必ず深い』というわけではなく、部位によって異なります。 毛の種類 毛根の深さ 顔の産毛 約1~2mm 手足の毛 約2~4mm わき 約3~5mm VIO 約3~5mm 男性のヒゲ 約4~6mm 一般的に毛が太いと毛根も大きいと言われています。そのためVIOやわき、男性のヒゲは太く深い毛が多いので高いエネルギーが必要になることがあります。一方で顔の産毛や背中、手足などは毛が細く浅いことが多いため、メラニン量が少なくレーザーへの反応は弱くなります。ここで勘違いしやすいのが【深い毛=脱毛しにくい】わけではないということです‼毛が深いこと自体が脱毛しにくい原因ではありません。レーザー脱毛で重要なのは ✔毛の太さ ✔メラニン量 ✔毛根の深さ ✔毛周期 これらが組み合わさって効果が決まります。太くて濃い毛はメラニン量が比較的多いので反応しやすく、レーザーを毛根がある適切な深さへ成長期のタイミングで照射ができれば脱毛効果がかなり高いと言えるでしょう。ですが、毛の太さやメラニン量、レーザーの深さが同じ条件であっても退行期や休止期の毛ばかりだと脱毛の効果は低くなってしまいます。このように何か1つの組み合わせがズレることによって脱毛の効果が軽減してしまうことがあるため、通院間隔やUVケア、保湿ケアなど美容クリニックで伝えられる注意事項はしっかりと守っていただくことが大切です。 このように『毛の太さ・メラニン量・毛根の深さ・毛周期』という4つの項目がしっかりと組み合わさることによって脱毛の効果が高まります‼では毛根の深さとは具体的にどのようなことをいうのでしょうか。それはレーザーの種類によって波長というものが異なり、波長によって到達深度が異なるため、得意とされる毛質が異なるということです。 レーザーの種類 波長 到達深度 メラニン吸収率 得意な毛 755nm(アレキ) 浅め 高い 色白肌・細め~普通 810~940nm (ダイオード) 中間 中間 肌広い毛質 1064nm(ヤグ) 最も深い 低い VIOやわき、男性のヒゲなど深い毛根の毛 この表だけを見てしまうと、1064nmのヤグレーザーではうぶ毛には全く効果はないのか?755nmのアレキサンドライトレーザーではVIOやわき、男性のヒゲには届かないのか?と思ってしまう方もいるかと思います。これはあくまで得意・不得意を表しており、他の層の毛に全く効果がないというわけではありません。 1064nmのヤグレーザーでも産毛への効果は期待できますが、太く濃い毛ほど得意ではないということです‼ 逆に言えば、755nmのアレキサンドライトレーザーでも太い毛や深い毛にも効果が見込めます。ですが、非常に深い毛根では1064nm(ヤグ)のほうが有利になるということです‼ メラニンの吸収率って メラニンの吸収率をわかりやすく言うと黒い毛(メラニン)に反応するということです‼ レーザーは光であり、その光がメラニンに当たると光エネルギーが熱エネルギーに変換され、毛を作る組織に熱が伝わり、長期的な編網効果に繋がるという仕組みです。 💡豆知識 黒いTシャツと白いTシャツを真夏の太陽の下に置くと、黒いTシャツの方が厚くなりますよね。これは黒い色素が光をたくさん吸収して熱に変えているから起こる現象です。レーザー脱毛も同じで、黒い毛(メラニンが多い)のほうが光によく吸収して熱くなります。白髪(メラニンがほとんどない)だと光をほとんど吸収できず、熱が発生しにくいため、白髪にはレーザー脱毛の効果が期待しにくいということになります。 熱破壊式VS蓄熱式 お客様からの質問で「熱破壊式と蓄熱式って何が違いますか?」「どっちのほうが効果が高いですか?」とよく聞かれることがあります。「熱破壊式」も「蓄熱式」も最終目的は毛を生えにくくすることですが、【熱の加え方】が大きく異なります‼ 熱破壊式 高出力のレーザーを1発ずつ照射し、毛のメラニンに熱を集中させ、その熱が毛を作る組織(毛乳頭・毛母細胞など)に伝わることで長期的な減毛効果を目指します。 ✔太く濃い毛が得意 ✔照射直後に毛が浮いて抜けることがある ✔痛みはやや強め 蓄熱式 比較的低い出力を連続して照射し、皮膚内にじわじわ熱を蓄積させることにより、毛包周囲やバルジ領域を含む毛を作る組織へ熱を加え、長期的な減毛効果を目指します。 ✔痛みが比較的少ない ✔色黒肌にも照射しやすい ✔毛が抜けるタイミングが熱破壊式よるもわかりにくいことがある 熱破壊式 蓄熱式 熱の加え方 高出力を1発ずつ 低出力を連続照射 得意な毛 太く濃い毛 肌広い毛質に対応 痛み やや強い 比較的少ない 抜け感 実感しやすい 実感しにくいことがある 肌色 色黒肌の方は要注意 幅広い肌質に対応 熱破壊式と蓄熱式どちらの効果が高い? 最近の医療脱毛ではインフルエンサーなどがクリニックの広告塔として治療を受けたり、熱破壊式のほうがよいなどさまざまな情報が飛び交っています。その影響もあり、中には「熱破壊式でやりたいんです」という方も増えてきました。では「なぜ熱破壊式が良いのか?」その答えは「インフルエンサーの方が熱破壊式がいいって言っていたから」がほとんどです。実際に熱破壊式や蓄熱式のことをしっかりと理解した上で選択しているわけではないことが多いです。 なぜ熱破壊式がいいという風潮が強いのか? 結論から言うと、「熱破壊式のほうが効果が高いから」というよりも【効果を実感しやすいから人気がある】という理由が大きいです。 ✔毛が抜けるのを実感しやすい ✔初期の蓄熱式で誤解が広まった ✔SNSや口コミの影響 ✔濃い毛で変化を感じやすい 熱破壊式では1~3週間程度で毛がスルっと抜け落ちることがあり「こんなに抜けた!効いている!」と実感しやすいため、満足度に繋がりやすいです‼一方で蓄熱式は毛が徐々に減ることが多く熱破壊式のようにわかりやすく抜けないので「本当に効いているのかな?」と感じる方もいます。その他、熱破壊式のほうが痛みがやや強めで蓄熱式のほうが痛みが少ないので【痛くない=効かない】というイメージが広がっていることもあります。SNSやインフルエンサーの配信でも効果がわかりやすい熱破壊式の口コミの方が高く評価されています。 ですが、蓄熱式もお客様の肌に合わせて適切に照射をすることで長期的な減毛効果を期待することができるため一概に優劣はつけにくいと言えます。大切なのはどちらが優れているかではなく、その方の肌質や毛質、部位に合った方法を選ぶことです‼実際、色黒肌の方には熱破壊式ではなく蓄熱式の方が安全性が高く、トラブルが起きにくいです。 PEGASUSCLINICでは医療脱毛機器をプライムレーズとライトシェアデュエットの2台導入しておりメーカーが異なるため、それぞれ特徴が異なります。 プライムレーズ脱毛 01.高出力で3波長のブレンド照射 プレイムレーズは高いピークパワーで照射ができるため ✔太い毛 ✔根深い毛 ✔毛量が多い部位 にも十分なエネルギーを届けやすい設計になっています。1064nm+940nm+810nmのヤグレーザーとダイオードレーザーのブレンド波長となるため幅広いターゲットにアプローチが可能です。 02.熱破壊式と蓄熱式の切り替えが可能 熱破壊式と蓄熱式の切り替えを行うことができるため、毛包や毛母細胞だけではなくバルジ領域までターゲットに出来ます。 03.強力な冷却機能 照射面を冷却しながら施術するため ✔痛みに配慮されている ✔肌への負担を軽減しやすい というメリットがあります。 ライトシェアデュエット脱毛 01.810nmのダイオードレーザーで満遍なくアプローチ 波長はダイオードレーザーの810nmで755nmのアレキよりも深く、1064nmのヤグよりも浅いのでちょうど中間の深さまで届き、多くの部位で使いやすいのが特徴です。 02.ハンドピースが2種類あり、吸引システムが最大の特徴 ライトシェアデュエットと言えば22×35mmと非常に大きいHSハンドピースがあり、脚や背中などを短時間で照射できます。さらにこのハンドピースは皮膚を吸引しながら照射します。これにより ✔毛包がレーザーに近づく ✔周囲組織への熱拡散が少なくなる ✔表皮への負担軽減 ✔痛みの軽減 体感としては「吸われながらパチッとする」という感覚です。 加えて小回りのきく9×9mmのETハンドピースがあり、HSハンドピースで吸引が出来なかった部位の照射や顔や指などの細部に適しています。 03.熱破壊式 ライトシェアデュエットは熱破壊式で1ショットずつ高出力で照射するため照射後1~3週間程度ポコポコと抜け落ちます。 プライムレーズ ライトシェアデュエット 1064nm+940nm+810nm 810nm 熱破壊式・蓄熱式 ※ペガサスでは熱破壊式を採用 熱破壊式 ハンドピース1つ ハンドピース2つ 脱毛の注意事項 医療脱毛機器についてさまざまなお話をしてきましたが根本的な注意事項がしっかりと守られていないとせっかく医療脱毛を行っても高い効果実感を得ることが難しくなります。さらにはやけどなどの肌トラブルに発展してしまうこともありますので事前準備やアフターケアが重要となります。特にしっかりと行っていただきたい項目としては ✔UVケア ✔保湿 ✔シェービングを優しく ✔摩擦をさける ✔刺激をさける 施術前にすでに日焼けをしている状態や乾燥により粉が吹いている状態、カミソリ負けをしている状態だと肌トラブルに発展する可能性は非常に高くなります。よって、PEGASUSCLINIではリスク説明をした上で別日での施術を促すことがございます。また、施術が終わった後も炎症止めはクリニックで塗布してからの帰宅となりますが自宅でもしっかりと保湿ケアを行い、紫外線対策も徹底していただくのが好ましいです。その他、医療脱毛施術直後はお肌が敏感になっているので刺激の強いスキンケアやスクラブなどは避けていただくようにお願いしており、摩擦が起こるマッサージなども1~2週間程度は控えることを推奨しています。実際、そこまで繊細にならなくても問題ない方も多くいらっしゃいますが仕事やプライベートで日焼けのリスクが高い方やスキンケアを全くしていないという方は特に注意が必要となります。 医療脱毛は医療用レーザーを用いて毛を作る組織に熱を加え、長期的な減毛効果を目指す医療行為です。エステ脱毛との違いや毛周期、レーザーの種類、熱破壊式や蓄熱式の特徴などを理解することでご自身に合った方法を選びやすくなります。また、「どのレーザーが1番良い」というわけではなく、毛質・肌質・部位に応じて適切な機器や照射方法を選択すること安全性と効果の両方に繋がります。経験豊富な医師・看護師が1人ひとりの状態を見極め、最適な治療を提案することが大切です。PEGASUSCLINICではお客様1人ひとりの毛質や肌質お悩みに合わせて最適な脱毛プランをご提案しています。初めて脱毛を受ける方はもちろん、これまで満足のいく効果を感じられなかった方もお気軽にご相談ください‼