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【目元は戻る?】埋没二重の抜糸は必要?タイミングや痛み、ダウンタイムについて院長が解説!

目次

埋没二重は「糸」で二重幅をキープするいわゆるプチ整形で、万一失敗してしまっても糸を解く「抜糸(ばっし)」によって元に戻すことも可能です。

本記事では、そんな埋没二重後の「抜糸」に関する不安や疑問に、美容医療の専門家の知見も踏まえてお答えしていきます!

この記事を見れば、こんな悩みが解決します!

  • そもそも「抜糸」って何?
  • 抜糸の必要な状況っていつ?
  • 抜糸って痛いの?ダウンタイムはある?
 

01そもそも埋没二重の「抜糸」って?

 

まず埋没二重の抜糸とは、その名の通り、埋没法でまぶたに埋め込んだ「医療用の糸を取り除く手術」のことです。

基本的に、一度埋め込んだ糸を無理に抜く必要はありませんが、さまざまなご事情から抜糸を希望される方もいらっしゃいます。

抜糸を行うケース

仕上がりにご不満がある方

埋没法で二重を作る際、まれに仕上がりが思い通りにならないことがあります。

例えば、左右の目の形が不均一だったり、二重の幅が気に入らなかったり…、ということがあります。このような場合、抜糸を行って再度施術をやり直すこと(他院修正)が可能です。

ただし、抜糸を行うタイミングとしては、手術後すぐよりもある程度時間をおいてから行うことが推奨されます。

というのも、すぎると目の腫れや違和感が完全に落ち着かないため抜糸も医師の判断が必要です。また、再施術の前に医師としっかりとカウンセリングを行い、納得のいく形に仕上げられるよう調整するようにしてください。

違和感・痛みが続く方

埋没法は一般的には痛みが少なく、ダウンタイムも短いですが、まれに術後に違和感や痛みが長引くことがあります。

例えば、目元に強い圧迫感を感じたり、二重の部分が突っ張るような感覚が続いたりすることがあります。このような場合、無理に我慢せず、抜糸を検討することが必要ですので無理せず医師にご相談ください。

痛みが続く原因としては、糸が引っかかっていたり、炎症が起こっていることが考えられます。抜糸を行うことで、違和感や痛みを軽減し、状態を改善することができます。抜糸後は、再度治癒に時間がかかる場合もあるため、適切なアフターケアを行い無理をせずに回復を待つようにしてください。

「糸の存在」が気になってしまう方

埋没法では二重を作るために細い糸をまぶたに留めるため、まれに糸が目立ったり、違和感を感じることがあります。

特に目を開けたときに糸が引っかかるような感覚があったり、まぶたの裏側に糸の端が触れて不快に感じることがあります。このような場合、糸の存在が気になる方は抜糸を希望される方もいらっしゃいます。

しかし抜糸後は「まぶたの状態」が安定するまで少し時間がかかる場合もあるため、再度施術を検討する際には医師としっかり相談してください。

抜糸自体は埋没法を受けてから約1週間が経過すれば可能になります。ただし、できるだけ元のまぶたの状態に戻したいと考えるなら、皮膚の癒着が進む前の術後1〜2ヶ月以内に行うのが理想的です。

02抜糸の痛み・ダウンタイムはありますか?

抜糸を考える上で、多くの方が心配されるのが「痛み」と「ダウンタイム」についてではないでしょうか。ここでは、その2つの疑問に詳しくお答えします。

Q. 抜糸手術は痛いですか?

A. 抜糸については手術中の痛みはほとんどありません。

施術前に局所麻酔をしっかりと効かせてから手術を始めますので、術中に痛みを感じることはあまりありません。麻酔の注射を打つ瞬間にチクッとした刺激はあります。

Q. 「腫れ・内出血」などダウンタイムはどのくらいですか?

A. 埋没の抜糸後ダウンタイム期間の目安は「約1〜2週間」程度です。

腫れや内出血は、術後2〜3日がピークとなり、その後は日に日に落ち着いていきます。また術後1週間もすれば大部分の腫れは引き、内出血が出た場合でも1〜2週間で黄色っぽく変化しながら消えていきます。

ただし埋没法を受けてから長い年月が経っていると、糸が組織に馴染んで見つけにくくなっていることがあります。その場合、少し大きめに切開して探す必要が出てくるため、ダウンタイムが少し長引く可能性もあります。

こちらも事前に医師に確認してください。

当クリニックでは外科手術用の「最新縫合糸」を採用

埋没は最悪、抜糸によってやり直すことができるわけですが…、お客様の目に負荷をかけないためにも「1回で美しく成功させる」のは医師が最も注意しなければいけません。

そのためには我々の「技量」も大切になってきますが、当クリニックでは埋没に使用する“縫合糸”にもこだわっています。 当クリニックでは外科手術でも使用される極細の糸(アスフレックス)を用いることで、そもそも術後の腫れを極限まで抑える工夫を行っています。

03抜糸後って“傷跡”は残りますか…?

「糸を抜いたら、ちゃんと元の一重に戻るのか?」「抜糸した傷跡は目立たない?」も気になると思います。ここからは抜糸後の「まぶたの状態と傷跡」について解説します。

施術後「何日目の抜糸か?」でライン・見栄えは異なる

結論からお伝えすると、抜糸後にどのくらい元の状態に戻るかは、埋没法を受けてからの経過時間に大きく左右されます。

【推奨】術後1〜2ヶ月以内の抜糸

この時期であれば、まだ皮膚の癒着がほとんど進んでいないため、二重のラインを消して元のまぶたの状態に戻せる可能性が非常に高いです。

数ヶ月〜数年が経過していると「クセ」が残っていることも

時間が経つと、糸が作り出した二重のラインが「クセ」として皮膚に記憶されてしまいます。特に半年以上経過すると、糸の周りの組織が固まり癒着が起こるため、糸を抜いても二重のラインがうっすらと残ってしまうことがあります。実際に、「食い込みは浅くなって自然になったけど、完全な一重には戻らなかった」という方もいらっしゃいます。残ったラインは時間とともに薄くなることもありますが、完全に消すには切開手術が必要になる場合もあります。

“傷跡”はほとんど分からなくなります

抜糸の際の傷は、わずか2mm程度の非常に小さな針穴です。しかも、二重のライン上や目立たない位置に作るので、目を開けている状態ではほとんど見えません。

術後数日は点状の赤みが出ますが、お化粧でカバーできる程度です。1〜3ヶ月もすれば、どこに傷があったか分からないくらい綺麗になるのが一般的です。

ただし、先述の通り、長期間経過した糸を探すために少し大きめに切開した場合は、ごくわずかに傷跡が残るリスクが高まります。とはいえ、その場合も二重のシワに沿って切開するため、周囲に気づかれるほど目立つことはまずありませんのでご安心ください。

【ペガサスクリニックより】あなたの「なりたい目元」に、最後まで責任を。

「抜糸で戻せる」というのは事実なのですが、そもそも美容整形は「最初から一番美しい形であること」が最も望ましいです。

当院では、何よりもカウンセリングを大切にし、お客様一人ひとりの「理想の二重」のイメージを完璧に共有することから始めます。これにより、「こんなはずじゃなかった…」という事態を未然に防ぎます。

それでも万が一、仕上がりにご満足いただけない場合は、充実した保証制度をご利用いただけます。幅の変更や抜糸にも責任を持って対応しますので、「どうしよう…」と一人で悩まず、まずは私たちにご相談ください。

04抜糸はどこのクリニックでやるべき?

「糸を抜くだけなら、簡単な手術でしょ?」と思われるかもしれませんが、実は埋没法の抜糸は、術者の「技術と経験」が仕上がりを左右します。特に、埋没法を受けてから時間が経っているケースほど、その難易度は上がります。

糸は年月とともに体内の組織に馴染み、深く埋もれていきますから、中には透明な糸が使われていることもあり、組織の中で見つけ出すのは容易ではありません。経験の浅い医師が担当すると、すべての糸を探しきれずに「抜糸しきれていなかった」というリスクも考えられます。

もちろん、残った糸が将来的に何か”悪さをする”ことは極めてまれですが、取り残しは厳禁です。

後悔しないための医師選びのポイント

 

理想は、埋没法を担当した医師に依頼すること

 

ご自身の施術内容や糸を留めた位置を正確に把握しているため、最もスムーズに抜糸できる可能性が高いです。

 

他院なら「症例豊富」な医師を選ぶ

 

「施術を受けたクリニックにはもう行きたくない…」という場合もあると思います。

そういった場合はやはり、二重整形(可能であれば抜糸)の症例実績が豊富な医師を探しましょう。特に、埋没法だけでなく切開法にも精通している医師を選ぶのが賢明です。万が一、糸が見つからず切開が必要になった場合でも、適切かつ綺麗に対応してもらえるからです。

当クリニックは埋没法だけでなく切開法での症例も多数ありますので、もし不安や気になることがあれば、カウンセリングにお越しいただければと思います。

05埋没抜糸のリスク・注意点

後悔のない選択をするために、抜糸に伴うリスクや注意点についても、正直にお伝えします。メリットだけでなく、デメリットもしっかりと理解した上で、冷静に判断することが大切です。

抜糸手術の主なリスク

 

腫れ・内出血・痛み

 

これまでに説明した通り、術後一時的にこれらの症状が出ますが、1〜2週間で落ち着く一過性のものです。

 

糸を完全に取りきれない可能性

 

特に時間が経った糸は組織に深く埋もれてしまい、医師がどれだけ慎重に探しても、ごく一部が残ってしまう可能性はゼロではありません。

 

二重のラインが消えない

 

埋没期間が長かった場合、皮膚にクセがついてしまい、抜糸してもラインが完全には消えないことがあります。抜糸してしっかり消えるかどうか?はカウンセリング時にしっかり医師に聞くようにしてください。

 

感染症

 

確率は非常に低いですが、どんな手術にも感染のリスクは伴います。術後は傷口を清潔に保ち、クリニックの指示に従ってください。

 

埋没を繰り返すことの限界

 

埋没法は手軽な反面、同じまぶたに何度も繰り返すと組織が硬くなり、綺麗なラインが出にくくなることがあります。一般的に3〜4回が限度と考えられています。

抜糸を検討する上での大切な注意点

術後の仕上がりに不満があっても、焦って抜糸に踏み切らないでください。

特に術後3ヶ月くらいまでは、まだ腫れが完全に引いておらず、二重の幅も徐々に狭く自然になっていく過程です。「思ったより幅が広いかも…」と感じても、もう少し様子を見ることで理想のラインに落ち着くケースは非常に多いのです。

ただし、明らかにデザインが希望と異なり、鏡を見るたびに辛い気持ちになるのであれば、精神的な負担を考えて早めにリセットする方が良い場合もあります。

大切なのは、一人で判断せず、まずは担当医に現状の不満を正直に伝え、抜糸すべきか、もう少し待つべきか、プロの意見を聞くことです。

06抜糸に関するよくある質問

最後に、抜糸に関して特に多く寄せられる質問をQ&A形式でまとめました。

Q. 埋没後、何日くらい経てば抜糸できますか?

A. 抜糸手術そのものは、大きな腫れが引く術後1週間頃から可能です。ですが、ラインを元に戻すことが目的なら、仕上がりが確定する術後1〜2ヶ月以内が最も望ましいタイミングです。

Q. 埋没の糸は抜糸せずに一生体内に残しておいても平気ですか?

A. はい、基本的に問題ありません。美容医療で使われる糸は、長期間体内にあっても安全な素材で作られています。多くの方は、抜糸せずにそのままの状態で過ごされていますのでご安心ください。

Q. 抜糸すれば必ず元のまぶた(一重)に戻りますか?

A. 術後早期(1〜2ヶ月以内)であれば、高い確率で元の状態に戻せます。しかし、半年、1年と時間が経つにつれて皮膚に二重のクセがついてしまうため、ラインがうっすらと残る可能性が高くなります。

Q. 抜糸と同時に二重のやり直し手術はできますか?

A. はい、可能です。 むしろ、抜糸と再手術を同時に行うのが一般的です。特に、今より二重の幅を「狭くしたい」場合は、前の糸を抜くことが必須になります。一度の手術で完了するため、ダウンタイムが2倍になるようなことはありません。

Q. 抜糸後にまた二重整形(埋没法)を受けることはできますか?

A. はい、もちろん可能です。「やり直しができる」ことこそ、埋没法の大きなメリットの一つです。ただし、前述の通り、何度も繰り返すのはまぶたへの負担が大きいため、回数には限度があることを覚えておいてください。

07抜糸で後悔しないために知っておくべきこと

ここまで、埋没二重の抜糸について、その必要性から具体的な方法、リスクまで詳しく解説してきました。

この記事を読んで、たくさんの情報に触れ、かえって混乱してしまったかもしれません。そんな時、一番大切なのは、一人で抱え込まずに専門家に相談することです。

当クリニックは、単に施術を行うだけでなく、お客様にとって「そもそも抜糸をしなくて済む、一番美しいラインはどこか?」を一緒に探していきます。

埋没整形はもちろん、すでに抜糸を考えている・悩まれているようであれば、一度ご相談いただければと思います。

この記事を書いた人
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ペガサスクリニック担当者

美容医療の経験豊富な井上院長とスタッフが、常に「お客様視点」を意識して、分かりやすくタメになる専門美容知識を発信いたします。

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診療科目 美容外科 / 美容皮膚科
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