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ニキビができる原因

「最近ニキビが増えてきたけど、なぜなんだろう?」

そんな疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。ニキビは一時的な肌トラブルにとどまらず、繰り返すことで肌へのダメージや心理的なストレスにもつながります。

この記事では、ニキビができる主な原因と、それぞれに対する対策をわかりやすく解説していきます。肌の状態を根本から見直し、ニキビのない健やかな素肌を目指しましょう。

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ペガサスクリニック担当者

美容医療の経験豊富な井上院長とスタッフが、常に「お客様視点」を意識して、分かりやすくタメになる専門美容知識を発信いたします。

✅ニキビができる原因について

1.皮脂の過剰分泌
思春期やホルモンバランスの変化によって皮脂腺が活発になり、毛穴が詰まりやすくなります。

2.毛穴の詰まり
古い角質や汚れが毛穴に詰まると、皮脂がうまく排出されず、ニキビができます。

3.アクネ菌の増殖
毛穴に詰まった皮脂をエサにアクネ菌が増殖し、炎症を引き起こします。

4.ホルモンバランスの乱れ
生理前やストレス、睡眠不足などでホルモンバランスが崩れると、ニキビができやすくなります。

5.生活習慣の乱れ
不規則な食事、睡眠不足、ストレスの蓄積などもニキビの原因になります。

6.スキンケアの問題
洗顔のしすぎ、保湿不足、刺激の強い化粧品の使用なども肌トラブルの原因になります。

✅皮脂の分泌を抑えるには

1.正しい洗顔
1日2回(朝・夜)のやさしい洗顔が基本です。ゴシゴシ洗いすぎると逆に皮脂が増えることがあるので、泡で包むように洗いましょう。

2.保湿をしっかりと行う
皮脂が多い人でも保湿は必要です。水分不足になると、肌が乾燥を補おうとして皮脂を余計に出すことがあります。ノンコメドジェニック(ニキビになりにくい)処方の化粧品がおすすめです。

3.食生活の見直し
脂っこい食べ物や甘いものは控えめに。ビタミンB2・B6を含む食材(卵、レバー、納豆、バナナなど)は皮脂の調整に良いとされています。

4.十分な睡眠
睡眠不足はホルモンバランスを乱し、皮脂の分泌が増える原因になります。毎日7〜8時間の睡眠を目指しましょう。

5.ストレスを減らす
ストレスがたまると皮脂の分泌を促すホルモン(アンドロゲンなど)が増加します。運動、趣味、入浴などでリラックス時間を持つことが大切です。

6.皮膚科・美容皮膚科への受診
市販のスキンケアで改善が難しい場合、皮膚科でビタミン剤や塗り薬の処方を受けるのも一つの方法です。

✅毛穴の詰まりを防ぐポイント

1.クレンジングの徹底
メイクや日焼け止めはきちんと落としましょう。毛穴詰まりを防ぐためにはオイルやバームタイプのクレンジングが有効な場合もあります(ただし肌質により合わないこともあるので注意)。

2.角質ケア(週に1~2回)
酵素洗顔やAHA・BHA入りのピーリングで古い角質をオフ。やりすぎると逆効果なので、頻度に注意が必要です。

3.紫外線対策
紫外線は皮膚を厚くし、毛穴詰まりの原因になります。日焼け止めを毎日使い、外出時は帽子や日傘を活用しましょう。

 

✅アクネ菌の増殖を抑えるための対策

1.皮膚科での治療
炎症が強い場合は、抗菌薬やビタミン剤の処方で早期に対応可能です。

2.抗菌・抗炎症成分を含む化粧品の使用
サリチル酸、イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸2K などはアクネ菌対策に有効。ノンコメドジェニックで低刺激のものを選ぶ。

3.枕カバーやタオルを清潔に保つ
アクネ菌は肌以外の場所にも潜んでいることがあります。毎日交換するのが理想です。

上記の内容を行ってもなかなか改善が難しい・・・。ニキビが治らないし、どんどん増えていくという方はしっかりと皮膚科・美容皮膚科へ相談しましょう!

 

🏥一般皮膚科で提案される主な内容

1.外用薬の処方
ベピオゲル(過酸化ベンゾイル):アクネ菌の殺菌と角質ケアを同時に行う
ディフェリンゲル(アダパレン):毛穴の詰まりを予防する
ダラシンTゲル(抗生物質):炎症性ニキビを抑える
※必要に応じて2つ以上を組み合わせて使用

2.内服薬の処方
抗生物質(ミノマイシン・ルリッドなど):炎症が強い場合に短期間使用
ビタミン剤(B2、B6、Cなど):皮脂分泌を抑え、肌の代謝をサポート
漢方薬(十味敗毒湯・清上防風湯など):体質改善目的で処方されることも

定期的な通院で効果や副作用をチェックし、必要に応じて薬の変更や追加を行ってくれます!

 

🏥美容皮膚科で提案される主な内容

1.外用薬の処方
ベピオゲル(過酸化ベンゾイル):アクネ菌の殺菌と角質ケアを同時に行う
ディフェリンゲル(アダパレン):毛穴の詰まりを予防する
ダラシンTゲル(抗生物質):炎症性ニキビを抑える
※必要に応じて2つ以上を組み合わせて使用

2.内服薬の処方
抗生物質(ミノマイシン・ルリッドなど):炎症が強い場合に短期間使用
ビタミン剤(B2、B6、Cなど):皮脂分泌を抑え、肌の代謝をサポート
漢方薬(十味敗毒湯・清上防風湯など):体質改善目的で処方されることも

※1.2は一般皮膚科と同様ですが、自由診療のため、価格は一般皮膚科の方が安価となります。また、内服・外用薬の種類は一般皮膚科の方が豊富なので副作用や効果に応じて変更が行いやすいです。

3.ピーリング
サリチル酸やグリコール酸を使用して角質をやさしく除去し、毛穴の詰まりを改善

4.光治療(IPL/LEDなど)
赤や青の光を当てて、アクネ菌の殺菌や炎症を鎮めます。また、ニキビ跡の色素沈着にも有効。

5.レーザー治療
フラクショナルレーザーやCO2レーザーでニキビ跡や皮脂腺へのアプローチ!

6.医療用スキンケアの提案
肌に合った洗顔料・化粧水・保湿クリームなどを医師が選定してくれる

美容皮膚科は一般皮膚科に比べてお肌へのレーザー治療を提案していき、ニキビ改善やニキビ跡へも一緒にアプローチしていく提案が多いですね。

🔁お肌のターンオーバーとは
お肌の「ターンオーバー(肌の生まれ変わり)」は、美しい肌を保つために非常に大切なプロセスです。このターンオーバーが乱れると、さまざまな肌トラブルの原因になります。
肌のターンオーバーとは、表皮の細胞が新しく生まれ、約28日(年齢や体質によって変動)かけて古い角質となって剥がれ落ちるサイクルのことです。お肌のターンオーバー(肌の生まれ変わり)の周期は、一般的には約28日といわれていますが、年齢や体調、肌の状態によって変動します。

年齢層 ターンオーバーの目安
10代〜20代 約28日程度
30代 約30〜40日
40代 約40〜55日
50代以降 約60日以上になることも

ターンオーバーが早すぎても遅すぎても肌トラブルの原因になります。
・早すぎる → バリア機能が未熟なまま表面に出て、敏感肌・乾燥
・遅すぎる → 古い角質がたまり、くすみ・ニキビ・ゴワつきの原因に

📌ターンオーバーが乱れると起こる肌トラブル
1.ニキビ・詰まり毛穴
古い角質がうまく剥がれず毛穴にたまることで、皮脂と混ざり合い、アクネ菌が繁殖しやすくなります。

2.くすみ
不要な角質が肌表面に残り、肌の透明感がなくなって暗く見えることがあります。

3.乾燥・ゴワつき
ターンオーバーが遅れると角質が厚くなり、水分が届きにくくなって乾燥肌に。

4.しみ・色素沈着
紫外線などでダメージを受けたメラニンがうまく排出されず、シミとして残ることがあります。

5.化粧ノリが悪くなる
角質が溜まることで肌表面がザラつき、ファンデーションが均一に乗らなくなります。

ニキビは、皮脂の過剰分泌・毛穴の詰まり・アクネ菌の増殖など、さまざまな要因が重なって発生します。そして、それらの原因の背景には、肌本来の再生リズムであるターンオーバーの乱れが大きく関係しています。

日々のスキンケアや生活習慣を見直すことで、ターンオーバーを整え、ニキビができにくい肌環境をつくることが可能です。

無理のないペースで、肌と丁寧に向き合っていくことが、美肌への一歩になります。

 

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最終受付:カウンセリングは16:30、施術は内容により異なります
診療科目 美容外科 / 美容皮膚科
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