「二重整形をしたいけど、埋没法と切開法、どちらがいいんだろう…」 たくさんの情報があふれる中で、違いがよく分からなくなり、結局どちらが自分に合っているのか、判断できずにいませんか。
美容整形で後悔しないためには、それぞれのメリット・デメリットを正しく理解し、ご自身の希望やまぶたの状態に合った方法を、納得して選ぶことが何よりも大切です。
この記事では、二重整形における「埋没法」と「切開法」の違いについて、これまで1万件以上の二重整形に携わった私が、医学的な根拠に基づいて分かりやすく解説します!
この記事を読めば、こんな悩みが解決します!
切開法と埋没法の基本的な仕組み
あなたの希望に合う施術の選び方!
二重整形に関するよくある疑問への答え!
01そもそも「切開法」とは?
二重整形の中でも、永続的な効果を求める方に知っておいてほしいのが「切開法」です。
「切開」と聞くと、まぶたを切るイメージから少し怖いと感じるかもしれません。 しかし、その仕組みを知ることで、なぜ切開法が選ばれるのか、その理由が見えてきます。
まずは、切開法の基本的な特徴を2つのポイントに分けて見ていきましょう!
①:半永久的にくっきりとした二重を作れる
切開法は、まぶたの皮膚を切開し、内部の「瞼板(けんばん)」という組織と皮膚を縫い合わせる手術です。
ポイントは、傷が治る過程で生まれる「組織の癒着」。 この癒着によって、生まれつき二重の人と同じような、強固で安定した二重のラインが作られます。
糸で留める埋没法とは違い、自身の組織の力で二重の構造そのものを作るため、ラインが取れてしまう心配がほとんどないのが最大のメリットです。
②:まぶたが厚い人でもパッチリとした目にできる!
「アイプチをしても、まぶたが厚くて二重になりにくい…」 「年齢とともに、まぶたがたるんできた気がする…」
こんなお悩みを持つ方にとって、切開法はとても心強い選択肢になります。 なぜなら、切開法は二重のラインを作るだけでなく、同時にまぶたの厚みやたるみの原因を取り除くことができるからです。
【切開法で同時にできること】
余分な脂肪の除去
まぶたの腫れぼったさの原因である「眼窩脂肪(がんかしぼう)」を、切開した部分から直接取り除けます。これにより、まぶたがスッキリと薄くなり、軽やかな印象の目元に変わります。
余分な皮膚の切除
アイプチの長期使用や加齢によって伸びてしまった皮膚を切り取ることで、まぶたのたるみを改善し、パッチリとした二重を作れます。
埋没法では、まぶたの厚み自体を変えることはできません。 まぶたが厚い方が埋没法を受けると、糸に負担がかかり取れやすくなってしまうことがありますが、切開法ならその心配もありません。 くっきりとした平行型の二重など、華やかなデザインを希望する場合も、脂肪や皮膚を除去できる切開法の方が向いているケースが多いのです。
02「埋没法」との違いを5つのポイントで徹底比較
ここまで切開法について解説してきましたが、二重整形を考える上で、もう一つ欠かせないのが「埋没法」です。 おそらく、二重整形と聞いて多くの方が最初に思い浮かべるのが、こちらの埋没法ではないでしょうか。
埋没法はメスを使わずに、まぶたの裏側から医療用の極細の糸を通して皮膚の数カ所を留め、二重のラインを作る施術です。 切開を伴わないため「プチ整形」とも呼ばれ、その手軽さからとても人気があります。
では、切開法と埋没法は、具体的に何が違うのでしょうか。 一言でまとめると、その違いは「本格的な外科手術」か「手軽なプチ整形」かというコンセプトの違いに集約されます。
切開法
元に戻せない代わりに、半永久的で確実な効果とデザインの自由度を得る手術。
埋没法
取れる可能性はあるが、やり直しができてダウンタイムが短く手軽な施術。
どちらが良い・悪いというわけではなく、それぞれにメリット・デメリットがあります。 この章では、より具体的に5つのポイントで両者の違いを比較していきましょう。 ご自身の希望と照らし合わせながら読み進めてください!
比較1:効果はどれくらい続く?
二重整形を考える上で、もっとも気になるのが「効果がどれくらい続くのか」という点ではないでしょうか。
切開法:半永久的に二重ラインが作れる!
組織を癒着させて二重の構造自体を作るため、効果は永続的です。一度手術を受ければ、ラインが消えてしまう心配は基本的にありません。
埋没法:数年〜10年以上(個人差あり)
糸で留めているだけなので、目をこする癖があったり、まぶたが厚かったりすると、糸が緩んだり切れたりして時間と共にラインが薄くなったり、取れてしまったりする可能性があります。
>>確実で永続的な効果を最優先するなら「切開法」が向いています。
比較2:ダウンタイムの長さはどれくらい?
ダウンタイムとは、手術後から普段通りの生活に戻れるまでの期間のことです。
切開法は、腫れや内出血が大きく出るため、ダウンタイムが長くなる傾向があります。 大きな腫れが引くまでに1〜2週間、完全に自然な状態になるまでには1ヶ月〜3ヶ月ほど見ておくと安心です。
一方、埋没法はメスを使わない分、体への負担が少なく、ダウンタイムが非常に短いのが特徴です。 数日〜1週間程度で、ほとんど腫れは目立たなくなります。
比較3:傷跡は残る?バレやすい?
切開法は、二重のラインに沿って数ミリ〜数センチほど皮膚を切開するため、ごくわずかな線の傷跡が残ります。
切開法:傷跡は残るが、ほとんど目立たない
切開した部分に線の傷が残りますが、二重のラインのシワと同化するため、目を開けている状態では分かりません。目を閉じると分かりますが、術後3〜6ヶ月ほどで赤みが引き、時間とともに細く白い線になり、ほとんど目立たなくなります。
埋没法:傷跡はほとんど残らない
糸を通すための針穴が数カ所できるだけです。これらの針穴も、数日から1週間程度でほとんど分からなくなります。
>>傷が残ることに抵抗があるなら「埋没法」が安心です。ただし医師の技量によっては「切開法」も傷の心配はほとんどありません。
比較4:費用はどちらが安い?
手術にかかる費用も、重要な判断基準の一つですよね。
切開法:施術費用がかかる(約20〜40万円)
外科手術であるため、費用は若干高額になります。脂肪除去などを同時に行う場合は、さらに追加費用がかかることがあります。
埋没法:切開と比べて案か(約5〜15万円)
手軽な施術であるため、費用は比較的安価です。ただし、保証期間や留める糸の点数によって価格は変動します。
>>初期費用をできるだけ抑えたいなら「埋没法」が適しています。
ただし、埋没法が取れてしまい、数年おきに再手術を繰り返すケースも少なくありません。そのため「何度も手術をしたくない…」「これ以上やり直したくない…」という理由から、切開法を選ばれる方もいらっしゃいます。
比較5:やり直しはできる?
「もし仕上がりが気に入らなかったら…」という不安はつきものですよね。
切開法:修正はきわめて難しい
一度癒着した組織を元に戻すことは、基本的に不可能です。作ったラインの幅を狭くすることは特に難しく、技術的にできたとしても限界があります。
ただし「目頭切開」という効果を持続させつつ、ある程度のやり直しが効く施術方法もあります。
目頭切開についてはこちらで詳しく解説しています!
埋没法:修正は比較的かんたん
留めている糸を取り除けば、元のまぶたの状態に戻すことが可能です。デザインのやり直しもできるため、「まずはお試しで」という感覚で受けやすいのがメリットです。
【埋没法と切開法 違いのまとめ表】
比較項目
埋没法
切開法
効果の持続性
数年〜(取れる可能性あり)
半永久的
ダウンタイム
短い(約2〜3日)
長い(約1〜2週間)
傷跡
ほとんど残らない
残る(ほぼ目立たない)
費用
安い(約5〜15万円)
高い(約20〜40万円)
修正のしやすさ
やり直し可能
きわめて難しい
ここまで5つのポイントで違いを見てきましたが、どちらを選ぶべきか、かえって迷ってしまったかもしれません。
一言でまとめると、「手軽さ」や「やり直せる安心感」を重視するなら埋没法、効果の「永続性」や「デザインの自由度」を最優先するなら切開法が基本的な考え方になります。
とはいえ、まぶたの状態や理想のデザインによって最適な方法は一人ひとり異なります。 ご自身の希望と照らし合わせながら、慎重に判断することが後悔しないための鍵です。
埋没法についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、埋没法と迷われている方はこちらもご覧ください!
03最後の決断は、経験豊富な医師とのカウンセリングで
記事を読んで知識が深まるほど、“元に戻せない切開法”を選ぶ決断には慎重になるものです。
だからこそ最後のステップとして大切なのが、医師に相談し、客観的な視点で最適な方法を診断してもらうことです。
PEGASUS CLINICでは、二重整形1万件以上の圧倒的な経験を持つ院長が、すべてのカウンセリングを担当します。もちろんその前には美容業界に従事している看護師からの提案もさせていただいています。
あなたのまぶたの状態を専門家の視点で正確に診断し、イラストを用いた分かりやすい説明や、納得いくまで繰り返すシミュレーションを通して、なぜあなたにその方法が最適なのかを丁寧にお伝えします。
カウンセリングは、あなたが納得して決断するための時間です。 「話を聞くだけ」でも全く問題ありませんし、無理な勧誘も一切ありませんので、お気軽にご相談いただければと思います。
04二重整形のよくある疑問【Q&A】
ここでは、カウンセリングで特に多く寄せられる質問にお答えします!
Q1. 手術中や術後の痛みはどのくらいですか?
A. 手術中に痛みを感じることは、ほとんどありません。
手術の前には、点眼タイプの麻酔と、まぶたへの局所麻酔の注射を行います。 痛みを感じるのは、この局所麻酔を注射する際の「チクッ」とした一瞬だけです。
当院では、痛みを最小限に抑えるため、極細の注射針を使用するなどの工夫をしています。 麻酔が効いてしまえば、手術中に痛みを感じることはまずありません。
痛みがやや現れるのは基本、術後になります。
皮膚を切開する切開法は、メスを使わない埋没法に比べて、術後の腫れや痛みが少し強く出る傾向があります。 ただし、処方する痛み止めを飲んでいただければ、十分にコントロールできる程度ですのでご安心ください。
Q2. 埋没法を繰り返すのと、最初から切開法、どちらがお得ですか?
A. 長い目で見て「切開法」を選ばれるケースが多いです。
1回あたりの費用は、もちろん埋没法の方が安価です。 しかし、埋没法は永続的ではないため、数年おきに再手術が必要になる可能性があります。例えば、1回10万円の埋没法を10年間で3回繰り返せば、合計で30万円かかります。
この場合、一度で半永久的な効果が得られる30万円の切開法と、総額は同じになります。 何度もクリニックに通う手間や、その都度ダウンタイムがあることを考えると、最初から切開法を選ぶ方が、結果的に心身の負担も費用も抑えられる、と考えることもできるでしょう。
ただ当クリニックでは「埋没法」でもできるだけ持続効果が長くなるような工夫をしていますので、迷ったら一度ご相談いただければと思います。
Q3. アイプチのしすぎで皮膚が伸びていても、手術はできますか?
A. 可能です。むしろそのような方が「切開法」を選ばれる傾向にあります
アイプチやアイテープを長期間使用していると、皮膚が伸びてたるんでしまうことがあります。
一度伸びてしまった皮膚は、残念ながら自力で元に戻ることはありません。 たるんだ皮膚があると、埋没法では綺麗な二重のラインが出にくい場合がありますが、切開法なら、二重を作るのと同時に、この伸びてしまった余分な皮膚を切り取ることができます。 たるみが解消され、スッキリとした若々しい目元を取り戻せます!
05まとめ:もう迷わない。自信を持って理想の二重への一歩を
ここまで、二重整形の「切開法」と「埋没法」の違いについて、詳しく解説してきました。
どちらの手術にもメリットとデメリットがあり、どちらか一方が絶対的に優れているというわけではありません。 だからこそ、あなたが二重整形に何を求め、何を優先するのかをじっくり考えることが、後悔しないための最も大切な一歩になります。
もし、それでも一人で決めるのが不安なときや、専門家の意見が聞きたくなったときは、ぜひ一度PEGASUS CLINICのカウンセリングにお越しください。
もちろんカウンセリングも無料ですので、あなたのその一歩が、後悔のない最高の選択になるよう私たちが全力でお手伝いしますので、お気軽にご相談ください!
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